Thursday, October 23, 2014

パドルのサイズを変える



最近は雨で寒いですね。寒いと漕ぎたくないなと一瞬思いますが。。。そんな時こそ練習するのが大好きです。笑

今日は久しぶりに練習方法について書きます。「時期によってパドルを変える」

いろんなパドルをコンディションや日によって使っている人も多いと思います。ある日はKialoa。そして次の日はSICのBattleなど。。。

これはパフォーマンスを向上したい人にとってはお勧め出来ません。

なぜかというとメーカーやモデルを日によって変えてしまうと漕ぎの感覚、身体の使い方などが変わってしまうからです。例えばシャフトが固く力が逃げずガッツリ漕げるパドルを使った翌日にシャフトがしなりリズムが作りやすいパドルを使うと。。。自分の漕ぎの動作やリズムが定まらなくなってしまいます。(これは板も一緒です)

そしたら毎日同じパドルで漕ぐのがいいのかと言うとそうではありません。

SICのグローバルチームライダーのGeorges Cronsteadt(TahitiではレジェンドのカヌーパドラーでありSUP界でもトップを走る選手)によると「タヒチのカヌーでは昔から練習時はブレードのサイズを大きくしレース2週間前になるとブレードを小さくする」と言っていました。これはTahitiのトップカヌーチームのShell Va'a, EDTやOPTも一緒です。

ただ重要なのは「ブレードのサイズを大きくする」ことです。シャフト、グリップの形、ブレードの形状は変えてはいけません。なぜかというと全く漕ぎが変わってしまうからです。例えばGeorgesはSICのBattle 100で普段練習しレース2週間前になるとBattle 90で漕いでいます。

左から:Battle 100, Battle 90 (custom), Battle 80

僕も最近はBattle 100を使っています。時々90や80に試しでインターバルの最後のセットなど変えますが自然にストロークのスピードも上がり疲れにくくなります。そしてなによりもブレードの大きさが違うだけなので漕ぎの感覚(グリップ、シャフトなど)は全く変わりません。

そしてやっぱりバトルの軽さ、そして固さは板のスピードに繋げやすい。

皆さんも是非試してみてくださいね!

Paddle with Aloha,
Kenny

Tuesday, October 21, 2014

熊野SUPマラソン:自信を持つことの大切さ



日曜日に開催された「第1回熊野SUPマラソン」に参戦してきました!

カリフォルニア・ハワイ遠征から帰国し直後の大会なので出場するかしないか迷いましたが世界遺産の熊野に行くことなんて滅多にできないので行くことに。

レース2日前までは日本地理に弱い僕は熊野がどこか認識していませんでした。帰国してGOOGLE Mapで調べるとめちゃくちゃ遠くてびっくりしました。最初から最後まで運転してくれたSICの山内さんに感謝です。(遠くてビビっていたけど僕は助手席で座っていただけです)

熊野に到着した問いは既に日が暮れる直前でしたが海と山の距離が近くびっくりしました。葉山も海と山が近いんですが熊野は葉山よりも山が大きくパワフルでした。

熊野駅のビジネスホテルにチェックインし、何か食べようと思ったらあまりご飯屋さんがなく結局焼き肉を食べることに。ここ凄く美味しかったので来年熊野に行く方は是非!

*ここからの写真は全てMauiから来ていた808photo.meのYohanが撮ってくれた写真です。彼は数多くのカヌーのレースをハワイで撮っている有名な写真家。(https://www.facebook.com/808photo.me

Photo by: 808photo.me
レース当日になり会場へ向かうとそこで待ち迎えてくれていた海と砂浜の景色にびっくりしました。本当に日本なのかと思うぐらい水も青く砂も白い。そして予想以上にSUPが多くてびっくりしました。(SUPマラソンに参加された人は総合168人)SICの板も多くて目立っていました。
Photo by: 808photo.me
そして今回熊野に来たもう一つの目的はモロカイチャンピオンのTravis Grantと漕ぐためです。Travisは3年前程から同じOC-1メーカーのライダーという接点があり今では仲いい友達です。2週間前はBattle of the Paddle, 1週間前はMolokai Hoeで一緒になりました。Travisを知らない人も多いと思いますがもともとはオーストラリアに住んでいてハワイに移住した世界的にも有名なアウトリガーカヌーのパドラーです。SUPの漕ぎ方もConnor Baxterや他の外人選手のように身体に無理がある漕ぎはせず(これについてはまた今度書きます)凄く効率がいい安定感溢れる漕ぎをします。その彼と一緒にレースし肌で感じ学びたいと思い熊野に来ました。
折り返し手前。スタート出遅れたが追いつき安定した漕ぎでついていく
Photo by: 808photo.me

レースコースは15kmの往復コースレース。BOP, Molokai Hoeと連戦明けだったので少し疲れが残っていましたがTravisも全く同じ状況だったので気合いが入りました。そして付いて行かないと肌で感じることはできないので最後のことは考えずとりあえず付いて行こうというレースプランを立てました。
Photo by: 808photo.me

付いて行くはずだったのですがスタートで隣の選手と接触し、出遅れたため10番手ぐらいからトラビスを追うことになってしまいました。そしてスタート前の緊張感がBOPやMolokaiと比べて無かったため、ボードショーツの紐を結ぶのを忘れてしまい折り返し地点で一度座り結ぶことに。(写真を見ると下がっているのが分かります 苦笑)折り返し地点手前でやっと追いつきそこからは7−8割でトラビスと並走。彼もダウンウィンドの為に温存していると感じたので僕も温存することに。
ジェットに声をかけられ折り返し地点へ戻る
Photo by: 808photo.me

折り返し地点となっていた船が中々見当たらないなと二人で話ていたらいきなりジェットスキーが後ろから来て「折り返し地点を越えています引き返して回航してください」と言われました。それを聞き振り返ると僕たちは相当沖にいて600メートルぐらい折り返し地点を通り越していました。そこから急いで戻り回航。回航した瞬間彼に「See you at the finish line (じゃあゴール地点で!)」
ダウンウィンドスタート
Photo by: 808photo.me
ここからはダウンウィンドで自分自身もいい感じでうねりに乗っていたのですがじわじわとはなされました。後ろからも見ていて無駄が無くメリハリをつけウネリを最大限に乗りこなしているのが分かりました。

結局最後は3分離されて2位でゴール。

今回一緒にやって感じたことは「上手さ」でした。さすがモロカイで優勝してカヌーのトップ選手なだけあり「漕ぎ力」は凄かったです。ただ近いうちに必ず同じ様な走りができると感じました。そして漕ぎのテクニックや技術に関しては自分も衰えていないと思いました。(日本人には日本人に向いた漕ぎがあることを確信しました。これについてもまた今度)

後は上手さです。これはBOPでも感じましたがトップ選手は「上手い」。本当に凄い選手はどんなコンディションでも速いです。彼らから波が大きいからや荒れているから、フラットだからだめだったとかいう言い訳は一切ありません。それは彼らは本当に速く「上手い」からです。BOPでもそうでしたがいくら波のタイミングや運があってもトップ30の選手は変わりません。皆決勝に残り結果を残す。
Photo by: 808photo.me
今回のトラビスのダウンウィンドもそうでしたが落ちることも無く板を上手くうねりに乗せてました。この上手さはあらゆるコンディションで練習し、沢山のレースを経験し、自信があるあらです。僕の課題はどんな相手、そしてどんなコンディションでも自信がもてるようもっともっと漕ぐことです。皆さんも不安だったり緊張して実力を発揮出来ないと思う人はとにかく練習を誰よりもすれば自然に自信が付き不安や緊張もなくなるはずです。僕も8月のShonan Chigasaki Proでは初めて海外選手と対戦するということで緊張しいいパフォーマンスが出来なかったのですがその経験を活かしBOPと今回のレースでは自信を持ってレースできました。
初めてのさんま

トラビスの人柄はいつも通り最高で参加しているパドラー皆さんの笑顔を見て「パドルスポーツって素晴らしいな」と思えました。トラビスも「日本のパドルコミュニティーは皆ハッピーで素晴らしい」と言ってました。主催者の皆さん、スポンサーの皆さん、そして参加者の皆さん。素晴らしい大会をありがとうございました!

速くなる為に一番重要なのは自信

去年と比べ今年レースで結果を残せているのは「自信」がついたからです。一つは練習の質、量、そしてテクニックから生まれる自信です。今年はSUPに打ち込み年間メニューをシーズン前に決め練習の質を上げました。そしてテクニックもオフシーズンに改善しSUPを漕ぐ量も増やしました。大切なのは謙虚な気持ちを忘れず自信を持って漕ぐことです。
荒れていても安定して漕げる板
Photo by: 808photo.me

もう一つ自信がついた理由は自分が使っているギアに対する自信です。去年のシーズンが終わってから数多くのパドル、そして板を12月に乗ってきました。その結果どんなコンディションでも一番いいと思えるSICのX12Proに出会いました。フラット、アップウィンド、サイドウィンド、ダウンウィンドでも一番調子がいい板です。2015年もこのモデルが継続されるので使い続けるのが楽しみです。パドルもKialoaとSIC Battleを使い回しています。パドルも一時期は迷い夏には噂のQuickblade Trifectaを2週間ほど使いましたが日本人の体系、そして漕ぎ方に合わないと感じ手放しました。全日本は肩の調子もいいのでSICのBattle 90でいきます。

自分の乗っている板もパドルもどんなコンディションでも一番ベストな選択だと胸を張ってスタートラインに立てるのと立てないのじゃ大違いだと思います。トップレベルの戦いだとそこで勝敗が決まります。
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ここ1ヶ月は今までの競技人生の中でもかなりハードなスケジュールだったのでオフシーズンが待ち遠しい感じです。ただオフに入る前に11月の全日本選手権があります。最高の状態でシーズンを締めくくれるようにしたいと思います。

とりあえず身体を休め、ギアの調整をし今週後半からまた練習を再会したいと思います!

Paddle with Aloha,
Kenny




Monday, September 29, 2014

海外遠征



久しぶりのブログとなってしまいました。最近は凄くいい感じでOC-6もSUPも練習出来ています。まだ寒すぎずトレーニングするには最高です!

そして今日から2週間程海外遠征に行ってきます。

最初はハワイ経由でSouthern Californiaに行きます。目的はSUP界最大規模のレースBattle of the Paddle. 今年は去年のDana Pointとは違いショアブレークと波があるSalt Creekで開催されます。このレースは土曜日の午前中にサーフ・レースの予選があり勝ち抜ければ土曜日の夕方に決勝があります。そして日曜日には16kmのロングディスタンスレースとかなりハードな週末です。ハードですが個人的にはかなり楽しみ。生まれ育ったカリフォルニアでレースをするのは初めてで来年世界の大会に出る上で一番世界のレベルを感じることができるレースだと思います。とりあえず練習もいい感じにできていて後は自分の実力を出し切れればなと思います。

*結果の速報などはSUPRACER.COMにアップされます。

そしてBattle of the Paddleを終えたらMolokai Hoeの為にHawaiiに向かいます。今年はOcean Outrigger Canoe Clubとして3年目のモロカイ。今までの中で一番チーム内の調和もとれていてカヌーの進みだけでなく全てに関して一体感のあるチームなのでレースが凄く楽しみです。また仲間達と一緒に海峡を渡れることに感謝をしています。

そして僕がこのように活動しレースに出続けれるのは自分の力ではありません。僕の周りには素晴らしい「チーム」(応援してくださる方達)がいます。本当に素晴らしいチームがいるから今の自分がいると思います。自分の為だけでなく皆さんの為にも頑張ってきます。

海外に滞在している間はできるだけFacebook Pageを更新するのでFacebookを持っていない方も是非こちらのページをご覧下さい。

Kenny's Facebook Page

Looking forward to this new journey ahead!

Paddle with Aloha,
Kenny

Tuesday, September 16, 2014

Lately...



皆さんご無沙汰しています。(Facebookのページは毎週更新中です)気づいたら夏も終わりすっかり9月中旬になってしまいましたね!今年も残り4ヶ月。1月から始まった僕のシーズンも残り2ヶ月となっています。

8月のShonan Chigasaki Proを終えてしばらくレースはお預け。10月カリフォルニアで開催される世界最高級のSUPレース、"Battle of the Paddle"とハワイで開催されるOC-6 (6人乗りアウトリガーカヌー)"Molokai Hoe"の為、練習に専念しています。

Battle of the Paddleは今年が初めて。初日はまだ経験が浅くどっちかというと苦手としている "Surf Race"です。波が割れているラインアップをイン&アウトする日本ではあまり体験出来ないレースです。そして2日目は10マイル(約16km)のレース。このレースは14フィートでのレースになり初日と比べると漕力が試されるレースです。

今年はとにかく世界の壁を肌で感じ、来年以降に活かしたいと思います。もちろん出るからには結果を残したいので今まで以上に練習の質を上げています。

茅ケ崎のレースを終えて1ヶ月経ちレースばかりに出るのでは無く、練習に専念する時期の重要性を改めて感じました。


おかげでフォームを改善し以前と比べると漕ぎの質をあげることができました。自分の漕ぎに満足せず常に上を追求し改善することは大切だと思います。そして練習メニューもしっかりこなしスピードも着々と上がっています。SICのX12Proの走らせ方も以前よりも身に付いてきました。一つおしいと言えば波が無いのでイン&アウトの練習ができないことです。(漕ぎ方を改善したい方、練習方法を知りたい方は http://www.kokuasup.com まで)


そして10月の2週目にはOcean Outrigger Canoe Clubの皆と一緒に出場します。今年で3年目になりますが今年のメンバー達は今までと比べると成熟していて調和がとれています。皆のことを思い、自分の為でなく皆の為に漕ぐ。毎年思いますがOC-6を漕ぐのは本当に楽しいです。OC-1やSUPでは味わえない仲間と調和する気持ち。200kg以上のカヌーを6人力を合わせ人力で進めること。他のウォーター・クラフトと違い荒れていても漕ぎ手の力がありお互いの為に漕ぐという気持ちになれればどこまでも漕いで行けます。乗ったこと無い方は是非一度漕いでみてください。もちろんアウトリガーカヌーを漕ぐことでSUPも確実に漕げるようになります。(僕がコーチしているOcean Outrigger Canoe Clubのリンクhttp://www.oceanaloha.com)



Photos by ADMWLKR

話は変わりますがOn the Board最新号にSICのかっこいい広告が出ています。皆さん機会があればCheck it out!

日本出発まで後2週間!悔いが残らないようにがんばります!

Paddle with Aloha,
Kenny

Wednesday, September 3, 2014

「湘南茅ケ崎プロ」テレビ放送決定!



『WATERMAN LEAGUE CHALLENGE SERIES 湘南茅ヶ崎プロ』
の特別番組が今週日曜日(9月7日)日テレG+にて放送されます!
そしてこの日は普段有料の日テレG+無料の日!
テレビのリモコンの「CS」ボタンを押して【257】chに合わせてください。


僕も選手として出演します。

■番組名 :『スタンダップ・パドルボード湘南茅ヶ崎』
■初回放送: 9月7日(日) 20:00~21:30  ※再放送あり

詳しくは日テレG+公式HPをご覧ください
http://www.ntv.co.jp/G/others/sup/

Sunday, August 31, 2014

KIALOA



アウトリガーカヌーを漕いでいる人で「KIALOA」という名前を聞いたことが無い人はほとんどいないと思います。長年漕いでいる人はパドル・ライフのどこかで一度は使ったことがあるだろうと言えるぐらいクオリティーの高いパドルを作るパドルブランドです。

アウトリガーカヌー界のレジェンドであるFoti Brothers (JimとJohn)を始め数多くのトップチームとパドラー達に愛用されています。SUPではGerry Lopezも。



先月Salt Lake CityのOutdoor Retailerに行った際にKialoaのCEOでありパドルデザイナーのDaveとMeg Chunに会いました。面識はありましたがしっかり話すのは初めて。二人とも90年代にLanikai Canoe Clubで漕いでいたパドラーで今はKialoaの本社があるオレゴン州に住んでいます。今年のOC-1のMolokai Soloの結果などで僕のことは知っていたらしく色々と話しているうちにKialoaの「Elele」(アンバサダー)にならないかと誘ってくれました。

個人的にはKialoaのブレードのフィロソフィーは凄く好きです。他ブランドの真似をせず自分たちの哲学を持ちパドル造をしています。DaveとEleleのGerry Lopezが製品開発を一緒にしています。実際日本に一本持って帰り使ったら今までに無い感覚で漕げたので速攻Daveに連絡して契約することにしました。

パドラーにとってパドルはなによりも大切です。パドルは身体の一部として水と自分を唯一繋げてくれる道具だからです。今マーケティング戦略として沢山のトップ選手をライダーとして抱えているパドルブランドのようにSUP界ではそこまでメジャーではありませんがKIALOAは歴史と実績を数多くのパドルスポーツで持っています。物は最高級なので今後必ず普及するでしょう。

2015モデルのアウトリガーとSUPのパドルもコンセプトが新しく最高です。確実に自分のレベルを上げてくれると思うのでシーズン終盤に向けてまたレベルアップするのが楽しみです。


KIALOA HOMEPAGE

Paddle with Aloha,
Kenny


Thursday, August 21, 2014

KOKUA SUP RACING ACADEMY




お知らせです。

9月からKokua SUP Racing Academyを開催致します。
どのような練習をしていいか分からない。練習していてもある一定のスピードより上達できない。このような悩みを抱えているパドラーは多いと思います。

速くならない理由は2つあります。漕ぎのテクニックの改善が必要。そして練習の質を上げる必要があるからです。

Kokua SUP Racing Academyでは皆さんがよりいい質の練習ができるような内容の練習会を開きます。練習の質さえ上がれば必ず速くなれます。

この練習会では練習メニューだけでなく体のケア、エネルギー補給、クロストレーニングなど様々なインフォメーションを提供します。

完全予約制の練習会となります。レースに参加するよりも為になる内容です。

僕が長年自分の練習メニューを組み立てる上で学んできた知識を皆さんに提供致します。

詳しい情報はこちらから

*練習会ではフォームやテクニックについてはコーチングしません。漕ぎ方の改善をお求めの方はPaddle Clinicをご覧下さい。